福本麻紀子

手紙は憶えているの福本麻紀子のレビュー・感想・評価

手紙は憶えている(2015年製作の映画)
3.4
認知症が進んでいる老人が、奥さんが亡くなった後、ずっとやろうとしていたことを実行しようとする。その際、志が同じ仲間がいて、その彼が手伝ってくれる。認知症が進んでいるので今何をしようとしていたかもすぐ忘れるので、自分のことから計画まで、全て手紙に書いて持ち歩き、実行していく。話が進んで行くにつれ、徐々にわかっていく主人公の過去。ラストは衝撃だった。老いに対する切なさや積み重ねてきた人生への憂いなどが、まだアラフォーの私にも、響いてきた。
福本麻紀子

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