ひねくれてもポップのyのレビュー・感想・評価

粘土細工が趣味、バイトも何も続かない「明日から本気出します」な社会不適合の毛がある北村。『生きてるだけで、愛。』の趣里と重なるキャラクターだが、こっちの方が100倍マシ。忍び込んだ家でカメラマンと名乗る青年に出会い、盗撮の手助けを始める。会話もロクに続かない彼女は青年の前では心を開き饒舌になるが、次第に互いのちょっとしたところにストレスを感じて諍いを始めてしまう。何かが欠けている者同士で育む社会生活。