ししまる

シャークネード4のししまるのレビュー・感想・評価

シャークネード4(2016年製作の映画)
2.9
2016年のテレビ映画。「シャークネード」シリーズ第4弾。天候安定システムで竜巻を制御したアストロX社がラスベガスにオープンさせたホテル、シャークワールドで砂竜巻が発生。ホテルの水槽で飼われていた大量のサメを巻き上げてしまう。
前作で死亡したはずのフィン(アイアン・ジーリング)の妻エイプリル(タラ・リード)は科学者の父ウィルフォード(ゲイリー・ビジー)によりサイボーグ技術でアイアンマン化。フィンの父ギルバート(デヴィッド・ハッセルホフ)も前作で月に取り残されたが、アストロX社によって地球に帰還していた。
回を重ねるごとに荒唐無稽さが増していく。今回、竜巻は油田でオイルネードに、発火でファイヤーネードに、発電所でライトニングネードに。さらにオハイオの原発核燃料を飲み込み、ニュークリアネードに発達、触れた対象を原子に分解するサメを撒き散らす。相変わらず、くだらないのだが、徐々に製作費が増え、今回は300万ドルで、映像がかなりましになってきた。
ラストは2匹の子ザメをAED代わりに蘇生(呆)。
「悪魔のいけにえ」パロディなのかテキサスではチェンソー専門店が登場。デリバリー非対応らしく「配達なんかするか!おととい来やがれ」(店員)だそう。
ししまる

ししまる