はる

アリー/ スター誕生のはるのレビュー・感想・評価

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)
5.0
どこを切り取っても絵になる作品でした。まばゆい光に包まれた作品。監督としてのブラッドリー・クーパーの手腕が素晴らしく、今後のプロジェクトにも期待しています。

公開当時劇場で見たのですが、前の月くらいに公開されて世間でも一大ブームを巻き起こしていた「ボヘミアン・ラプソディ」の影に隠れてしまった感があります。今回改めて見返してみて、女優・ガガをもっと見たいと思わされました。新作「GUCCI」が待ち遠しいなあって思います。

成功していく彼女と、堕ちていく彼。同じ業界にいるふたりだからこそ、実は成功を素直に喜べなかったりとか、正直に言えないこともあったりするのかなって思いました。

サントラが気に入っていてよく聞いています。♪shallowも好きですが、ラストの♪I'll never love again がやっぱり好きですねー。最後のフレーズがブラッドリーの歌声に切り替わるところがたまらないです。

ブラッドリーは全編を通して普段よりも低い声で話しているのですが、これは兄を演じたサム・エリオットの声に近づけるためだとか。サム・エリオットの出番はそう多くないのですが、とても印象的な重要ロールでした。
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