世界が混乱して希望を失っても、雨粒がそこら中を叩きつけても、天は魔法の小道を開いてくれる。雲が垂れ込めて空を暗くしても、虹のハイウェイが見つかるはず。
古い生き方は葬ろう。たぶんそんな時代だよ。人はなかなか変われぬものだが。
古い生き方は葬ろう。死んだら何が待つのか、そいつは誰にも分からない。聞いた話や何かを信じる奴もいるが、真実は分かりやしない。
俺は良かったよ。故郷へ戻れずに、あの日々が永遠に消え去って、だけどもし過去の魂を呼び戻せるなら俺はきっと呼び戻すだろう。
誰にも才能はある。ここの皆んなにも何らかの才能はな。だが、人の心に響く何かを表現できるかは別の問題。やってみなけりゃ分からない。それが真実だ。何かを伝えるのが君の使命だ。
話を聞かせてよ。
心の穴を必死に埋めてきたのね。
まだ必要なの？
平気な顔をして辛くないの？
今は幸せな時、それなのに私は望んでしまう。変わることを。
今。私は深い水へと飛び込んでいく。決して水底には着かない。水面を突き抜けたら傷つける人も消えて、私たちはもう浅い水から遠くいる。
話を聞かせてくれ。
今の世界に満足かい？
それとも不満か？
求めるものは他にある？
俺は落ちていく。
幸せな時は望んでしまう。変わることを。辛い時には自分が怖い。
話を聞かせてよ。
心の穴を必死に埋めてきたのね。
まだ必要なの？
平気な顔をして辛くない？
私は落ちていく。
幸せな時には望んでしまう。変わることを。
辛い時には自分が怖い。
今、私は深い水へと飛び込んでいく。決して水底には着かない。水面を突き抜けたら傷つける人も消えて、浅い水から遠くいる。
明日のことなど聞くな。
俺の過去も放っとけ。この心は貸すだけ。お前に渡しはしない。
心に埋もれた黄金のような秘かな光を見つけてくれた人。息が詰まって言葉も出なくなる。さよならを言うたび心が傷つく。
才能がある。お前の救いかも。怖がることはないさ。構えるな。
海を漂ってて、ある日、港を見つける。数日、泊まるつもりが、数ヶ月になり数年に。最初、目指した場所も忘れている。どこでも良かったんだと思えるほど、今が心地よい。俺はそうだった。今が気に入っている。
不安なの。自分が誰か分からない。
ケナした奴はクソだ。
魂の底まで掘り下げなきゃ長続きしない。歌は正直なものだ。ウソは見抜かれる。取り繕えば、今は良くても、いつか客は離れていく。だから手放すな。
“なぜ“とか“いつまで“と心配せずに歌えば良い。魂の歌を。
