おとうちゃん

アリー/ スター誕生のおとうちゃんのレビュー・感想・評価

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)
3.5
今年の漢字は「洋」

夏はアバババ・・・
秋はクイーンクイーン・・・
そして この冬はガガガガガ・・・

基本 歌詞が分からない歌は聴かない私めの愛車で洋楽がかかることは殆どなかったが、今年はABBA、Queen、そしてLady GaGa…ずっと洋楽が鳴り響いていた。

楽しみにしていた本作の公開日。
ボルテージを上げるため、Lady GaGaを宣伝カー並みの大音量で流しながらの車内。
「やかましい!」
隙あらばボリュームを下げる娘と、負けじと より大音量にする私めとで骨肉の争いが繰り広げられていた。

しかし、私めは最初から この映画を観るスタンスを間違えていた。
この映画は歌手Lady GaGaを楽しむ映画でなく、女優GaGaが演じる どんな困難にも夢を諦めることなく強く生きたアリーという歌手の人生を堪能する映画。
それに、気付いた時は既に映画は終盤に差し掛かっており、時すでに遅し…

娘も同じスタンスだったのだろう。
「う~ん、イマイチ」
でも、しっかり目がウルウルしているのに気付かないと思ったら、大間違いだぞ (・ω・)ノ ナメンナヨ!

GaGaが歌が上手いことは歌手だから当然として、特筆すべきはブラッドリー・クーパーの歌唱力と監督力。
何れにしても この映画はLady GaGaを演技のできる歌手に、ブラッドリー・クーパーを歌える監督という新境地を築いた記念すべき映画になることは間違いないだろう。