プロモーションと題名通りのガガ演じる主人公アリーがスターになるストーリーを期待して観に行くなら辞めた方が良い。
うちの親父もこのくらいの重度のアル中だったけども、誰もここまで悲観しなかったけどなぁ...。間違った病気のイメージを植え付けないで欲しいと嫌悪感さえ抱いてしまった。ブラッドリークーパーがいくらカッコ良くても、アリーのマネージャーなど周りのアル中に対する扱いも酷すぎ。
作品中の歌は良いけども、どうしても公開時期が被っているボヘミアンと比べてしまうと強さとパンチに欠く。(比べるのは酷だけども、)差は歴然。
そもそもこのストーリーならガガである必要が無い。彼女はソーシャルを駆使してファンと交流しながら、セルフプロデュース能力が凄くてのし上がった現代型歌手のパイオニアなのに、既に有名な男の力を借りてステージに上がる主体性の無い役が全くミスマッチで違和感しか無かった。