ストーリーは並みだけど、レディ・ガガの存在感と歌唱力でインパクトある作品に仕上がっている。
2時間強でストーリーをまとめないといけないのはわかるが、前半がどうしても駆け足に感じてしまう。
アリーがスターへの階段を上っていく一方、スターの世界から退いていくジャクソンが対象的で、ラストはブラッドリー・クーパー演じるジャクソンに同情してしまった(酒に溺れて自業自得といえばそれまでだが…)。
レディ・ガガは女優ではないので演技にぎこちなさを感じる部分もあるが、歌唱力がずば抜けているため、ガガを売りにしている作品としてはそれもまた見所として良かった。
