KEIGOKATAOKA

アリー/ スター誕生のKEIGOKATAOKAのレビュー・感想・評価

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)
3.9
タイミング合わずになかなか見れなかった、アリースター誕生をついに鑑賞。
ヒューマントラストの小さめの会場だったけど1ヶ月経っても満席でびっくり。
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この作品は何と言ってもガガとブラッドリークーパーの演技と歌唱力。
なかでもshallow。
この曲のシーンは飛び抜けてた!
クーパーのガガのシンクロ。
そして見終わった後にあの曲の歌詞を振り返ると、すごく意味深い。
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I’m off the deep end, watch as I dive in
(今縁に立って、飛び込む私を見ててほしい)
I’ll never meet the ground
(地面に着地するのではなく)
Crash through the surface, where they can’t hurt us
(表面をすり抜けて、私たちが傷つくことのない場所へと)
We’re far from the shallow now
(今、私たちはあの浅いところから遠くにいるのよ)
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クーパーが演じたジャッキーのどうしようもない身の上があって、半ば自暴自棄になっていたところに現れたガガ演じるアリー。
ジャッキーはアリーに、自分に無くしかけてる光を持っていて、彼女をそばに置いておきたかった。それだけだったんだろうな。
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ジャッキーの下した選択は、正直自分の弱さだろって思ったりもしたけど、
アリーから向けられた優しすぎてどうしようもない愛によって、彼女の光が自分のせいで消えかけてしまう恐怖があるとしたら、
ありえる選択だったのかも。そんなことをしばらく考えたりしてます。
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