Heartbreakingly beautiful movie
ボヘミアン・ラプソディーと同じような雰囲気の映画かと思っていましたが全然違いました。
ボヘミアンは終わった瞬間「Queen最高!!!」と立ち上がって歓声をあげたくなるような映画でしたが、こちらは終わった瞬間ふっと一瞬息が止まって、その後拍手がぶわっと広がるような映画です。ヴァイオリンの演奏が終わった瞬間の静けさと、その後にくる拍手喝采のイメージ。
映画館で上映したいた時に観にいかなったことを後悔しています。
主演女優であるとレディ・ガガの歌唱力を思う存分味わえます。芯の通った歌声って、こういうものなのか…と惚れ惚れ。
女優としても素晴らしかったと思います。これだけレディ・ガガとしてのイメージを確率している彼女が、アリーを"アリー"として認識できるレベルで演技が出来るのはすごいですよね。
そして監督兼主演俳優のブラッドリー・クーパー。演技力が高いがゆえに、キャラクターが1人の人間として生々しすぎて見ていて苦しくなります。
この役を演じるためにカントリー歌手としての歌い方などをかなり研究して練習したみたいです。
トークショーで、「自分がカントリー歌手の役として真実味があるレベルで歌うことが出来たら、レディ・ガガの素晴らしさがより伝わると思ったんだ」みたいなことを話していましたが、本物のカントリー歌手顔負けでした。俳優ってすごいですね。
レディ・ガガの歌のパワーに圧倒されがちですが、映画としてもかなり良く出来た作品だったと思います。
私がブラッドリー・クーパーのファンということもあるけれど。主にそれが理由ですね。
好きな俳優の初監督映画!
スコアも5.0にしようか迷いました。彼が好きすぎて。