才能があるのに、自分を抑制して行動をしないアリー。
だけど、ジャックがそんなアリーに「とにかくやってみろ」と背中を押す。
アリーに限らず、誰にでもある心のブレーキ。
誰だって否定されたり大きな失敗をして傷つくのは怖い。今ある安心安全な場所で生きている方が楽だし、惰性して生きていても、いくらでも言い訳ができる。
やってみるかやってみないかで自分の人生は大きく変わっていく。
“in all good times i find myself longing for change. and in the bad times i fear myself.”
Shallow は心打たれるものがあって、ガガの歌声を聴いた瞬間涙出た。
うわっつらな世の中でdeepなものを求めるのは困難なのだろうか。孤独という恐怖心から承認欲求が高く、意味のない中身のないうわっつらなことをし続ける人が多いけど、本当は深いつながりを求めてるはずなのに、うわっつらなことの方がパワーを持っている世の中。
これは映画だけの話だけではなく、才能や名声を手にしても誰もが生身の人間で、孤独や不安、心の闇と向き合って生きてる。
こうやって光を失っていくのは本当につらい。
“歌は正直なものだ。嘘は見抜かれる”
ファンではないけど、前にガガのドキュメンタリーを観てから、彼女はとても脆く、よく泣くんだけど、愛されたいと嘆く彼女の姿や体の痛みに耐えながらストイックに仕事をこなすガガに心打たれた。
それからガガの歌声を聴くと自然と涙が出ちゃう。
だから歌は人の心を揺さぶり感動させ、救いさえも与えてくれるんだと感じた。