この手の映画は何と言ってもストーリーの展開のさせ方が肝になるが、この作品はとても面白く仕上がっていた。エンディングこそ物足りなさを感じたけれど、そこはただ話を終わらせるためだけのもので重要ではないものと考えれば内容は面白かった。
ワンシチュエーションでほぼ場所が変わることのない中で、転換の要素がスムーズに配置され飽きる事無く観られたし、展開のさせ方も未知の人物を入れてきたり、死んだと思ったやつを復活させたりと予測の出来ないもので面白かった。
そして何より個性的なキャラクターとセリフが良く考えられているのでコメディもののように面白く、そうさせている役者さん達の演技も素晴らしかった。
現代版レザボアドッグス的な感じ。