tuttle

DEVILデビル/ラマン・ラーガヴ 2.0 ~神と悪魔~のtuttleのレビュー・感想・評価

5.0
9件の殺人事件がいまだ未解決のムンバイ。
ひとりの男が連続殺人犯として名乗り出るが、事件が起こるたびに署に現れていたことから、生活の貧しさから刑務所に入りたいがためについた嘘と判断し刑事たちは相手にしなかった。
そうして男は警察の無能さを嘲笑いながらさらなる犯行を重ね続ける。
一度は接触したにもかかわらず連続殺人犯を取り逃がしてしまった刑事たち。
コカイン中毒の汚職警官である巡査長も躍起になって男を追うが、一方で男は巡査長に対し異様な関心を寄せていた。

『リクシャー』に続きインド産のサイコものを観るのは2本目なんですが本作も大当たり。なにこれー!おもしろすぎるー!
ドス黒暗黒クライムサスペンス。
直接的な暴力描写はまるで避けるように画面に映らないのに陰惨な空気感でいっぱい。
まるでそれが絆のように手にする得物は鈍器ばかり。
インド産ブロマンスだよ!って勧めたい。うそではないし。
ラーマーヤナはじめインドの宗教性について知らないことが多すぎるので、もっと掘り下げて観られないのが歯がゆい。
tuttle

tuttle