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つや女房のssr701のレビュー・感想・評価

つや女房(2009年製作の映画)
2.4
卓球の石川佳純選手が引退するとのことで
ねぎらいの意味も込めまして
かすみ果穂が出ている作品を見ることにします(無関係)



「揺れる電車の女 乱れるダイヤ、逃げる女尻」
「かほちゃんの恋人 小さくなっちゃった僕と大きい彼女」
「密着36時間 そうだ!ド変態の果穂ちゃんをブッ壊そう」
でおなじみのかすみ果穂が演じるのは
貧乏暮らしの下駄職人の妻の おせい です
文明開化の波が押し寄せて
下駄が売れなくなっていくようなご時世の物語です

「私と下駄…どっちが大事なの?」
とかまあ真剣に演技してるんだけど
つい笑っちゃいます

とある計画が始まってそこからは
意外にも喜劇としてそこそこ楽しめる作品です
落語っぽい感じです
かなりバカバカしい内容ですけどね

一人になったときに「どうしよう…」とか
心の声をあえて大きな声で
説明するところとか
舞台劇みたいでした

思わず笑ってしまってるところも
映ってるけどご愛敬ですね

今作は効果音が
まさに効果的に入ってると思います
しょうもないしバカバカしいけど
効果音のおかげでまあ何とか見られた気がします

ちょっと前に見た「CMタイム」という映画が
逆に音が無さ過ぎてひどかったので
あの映画のスタッフはこれを見て勉強するべきじゃないかな?と思いました


というわけで
音楽スタッフの勝利な作品なのでした
ただエンディング曲は何じゃこりゃでしたけど…
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