MAeKeN

幼な子われらに生まれのMAeKeNのレビュー・感想・評価

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)
4.0
そこに映し出されるのは、バツイチ同士が結婚した複雑な家庭環境で暮らす4人家族。その家族が色んな事でぶつかり合い、それを解決し、少しずつ家族になっていくストーリー。

世間には色々な家族があるけど、これほどまでに衝突する家族は自分の近くにはいないので、観ていて辛かった。

鬱憤が溜まった信が奈苗に愚痴るシーンがあるのだが、その一言が言っちゃダメなやつだったから、この家族最後どうなっちゃうんだろうとヒヤヒヤしながら観てた。

家族の定義って一体何だろうかと自問自答せざるを得ないそんな映画だった。
今だからこそ観るべき作品だと感じた。

所々挟む町の情景や夕日、電車の窓をとおしてみる線路がセンス◎

“100円、終わっちゃったみたいっすよ”
この台詞も何かよかった!
何のこっちゃ分からんと思うので、観てからのお楽しみ!
MAeKeN

MAeKeN