幼な子われらに生まれの作品情報・感想・評価

「幼な子われらに生まれ」に投稿された感想・評価

hase46

hase46の感想・評価

3.5
子持ちの女性と再婚した男性。その男性にも元妻との間に子供がいる。
家族になりきれていない家族の物語。

家族って不思議な存在ですよね。ずっと離れていても久々に会えば昔みたいな雰囲気にすぐになれる。思い出もたくさんある。家族に代わるものはない。

でも、家族が途中から変わったら、すぐに自分は受け入れられるだろうか。今の家族みたいな関係になれるだろうか。


デパートの屋上で宮藤官九郎が子供を見て微笑むシーンはベストシーンだと思ってます。

2018.10.18.327本目
nati

natiの感想・評価

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序盤があまり好きでなかった、所々好きでない演出もあった。説明台詞のように感じる場面が好みではない。

主人公は成長したのか?
したと気付かず成長しているパターンなのか?
家族としてはどうなったのか?

あえてのテイストだとは思うが、そこがややモヤっと。

でも後半の展開は気になったし、日常の風景の描き方は悪くないし、階段も印象的で、浅野さんの怒りが溜まるシーンは本当に苛立ったしこういう男いるぅー!だったし、彼がスーツであったことやタイトルバックの出方は好きだった。
これは社会派ドラマ。というのが一番正しいのかな。純粋に面白かったです。ぐちゃぐちゃな家庭模様だけどきちんとしたストーリーで飽きがこない内容で良かった。
ただ、微妙な演出も多い。子供の気持ちかな。反抗したい長女のこともわからなくもないんだけど、本当に不幸な子供かというと違うし、第三者に相談しろよって思う。あと、基本的にはあまり隠さない方がいいのでは?まあ実の親とそうでない親との狭間でどう思うのかみんな考えてね♪というスタンスなのでそういう意味では意義のある映画だったかと。また、緊急時は日本人って、人間関係などもう関係ないよ。どんな関係だろうが戸惑うことなく協力せんとあかんでしょ。
とはいえ、登場人物で本当の悪人は実は存在しない。みんなそれなりの主張があってそこで衝突している。その辺が面白い。

そして印象的なのは主人公の演技。自然だけど、さすがは世界的俳優!並の日本人俳優とは違ってやはり貫禄あるいい演技をしていましたね。
離婚して子供のいる女性と再婚した男の物語です。ホントのお父さんじゃない!とか言われます。普通の話だと思います。ぜんぜん不幸じゃない。妻も子供もいない人と比べたら幸せだと思う。うらやましいくらいです。
R

Rの感想・評価

3.0
もがくほどに絡まる関係性がリアルだった。
結婚はゴールではなく、始まり。この事実に立ち会う映画。
なんか 無理矢理ストーリーを作っている感があるんだけど 以外に実際はこの通りかも知れないし、 わからない!

でも 結構好きな 映画でした🎞
hontochi

hontochiの感想・評価

3.4
家族って何だろう?ということを深く考えさせる良作。浅野忠信って何か狂気を隠しているようで不思議な俳優。
pmydawn

pmydawnの感想・評価

3.0
離婚再婚による、実子連れ子との関わりと新しい命への葛藤を父親目線で細かく映して、日本映画特有の空気に埋め込んだ映画。
安定の無音に被せるスローピアノつき。

つまらなくないけど、観るテンションを選ぶかも。
ゆっくり淡々と描かれる日常のこころ。

じんわり歪む、四角く整理できないしがらみ。ずっと鈍い憂うつで、それを忍耐で乗り越えていく浅野忠信は強い。
自分の生き様と向き合う覚悟。

ほんと田中麗奈がなんでこんな無神経なのって嫌だったけどほんとうにずっと暮らしてきた母親はそんなもんなのだろうか。
それでももうあんなんならクドカンの気持
ちも共感しちゃうし、もう全部やめる!って言った浅野忠信の気持ちもわかりすぎて、なのに逃げ切らない浅野忠信よ。。。すきだ。。!!!かっこいい!!
そうやって生きれる人だから実子の良い子ぶりもか。なんて。
親のキャラクターと子のキャラクターになんとなく関連性が感じられたり、それぞれの感情が言葉で明確に説明されるものではなく、細かく行動や表情で示されていくのがすごい。
こやち

こやちの感想・評価

3.2
嫁がバカっぽいのはツギハギ家族を成立させておくためのカラ元気?ダンナも新しい家族の前では何か演じてる感があるよね。最初はそれが不自然に見えて浅野忠信って演技下手?って思ったんだけど、元嫁と喧嘩してるシーンとか凄い自然だったから、やっぱりいいパパを演じてるのを演じてたのか。(くどい)
ボタンはきっちり止めてたり飲み会には出なかったり我が道を行くようでいて実は凄い葛藤してる父親でした。

しかし子供って大人は傷付かないとか思ってるのかね。出来るだけ酷い言葉を選んでくるよね。もうお姉ちゃんなんだからさーって思ってたけど小学生なの?ありゃ。中学生くらいかと。
自分が何に苛立っているのか分からずに確かめたくて気付いて欲しくて、周りを傷つけてしまうのは大人も子供も同じだったけど。

子供が生まれたら変わっていくのかな。みんなが少しずつ優しい気持ちで寄り添っていけたらいいね。

クドカンと寺島しのぶはやっぱ上手いなぁ。
寺島しのぶの旦那が危篤状態、病室にやってきた浅野のシーンは親子という概念をハンマーで粉々に破壊にされたのち、すぐに新しい親子像を組み立てられたような感覚に。この感覚はほかで味わったことがない。

百貨店屋上の宮藤官九郎、哀愁が色つきでみえそうなくらいただよってた。
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