MikiMickle

キャプテン・ベルリンのMikiMickleのレビュー・感想・評価

キャプテン・ベルリン(1982年製作の映画)
2.5
『ユルグ・ブットゲライト短編集』に収録。
ついでに他の収録作品もここに書きます。

「キャプテン・ベルリン」
スパイダーマンのマスクして、ブルース・リーの服着て、ヌンチャクまわして世界を守るヒーローのキャプテンベルリンの元に、ズィントという世界征服をもくろむ悪者から電話がかかってきて、彼が密かに恋をするプリセラを誘拐したと…
流れる「キャプテ~ン、ベルリ~ン」って曲のダサさ!
ピコピコ音とともに、被り物したクリーチャー人間とだらだらと戦い、なんか弱々しいチョップしてやっつけて、でも、ズィントは消えてしまい…
ただのヌンチャク持ったスパイダーマンの被り物してるやつなのに、「奴に不可能はない」とかカッコつけるの、もう、やめて………
粗さがツボに入り、大爆笑(笑) お腹痛い(笑)


「ホラーヘブン 恐怖天国」
男(監督本人)がストーリーテラーとして話かけてくる
ミイラとフランケンなどについて…
・またも軽いピコピコ音とともに、ボッコボコにされるミイラ
・またでてきた、キャプテンベルリン(笑)
アルミホイルで身をまとった宇宙人(がっつり人間だけどちょっと、宇宙人っぽい喋り方してる)に、スプレー生クリームかけて退治します
・地底から現れたガゾラ。ストップモーションと造形‼ ミニカー、踏み潰す‼ 燃えるただのミニカー‼
・人食い少女 麻薬中毒者ブルーノが女性を拉致して、ガスマスクかぶって、で、汚いお尻の傷のアップが何度か続く中の、股間のソーセージ(ほんとにただのソーセージね)をしゃぶらせようとしてガブリンチョ(笑)

「マイ・ダディ 我が父」
自身の父をためし取りと称して隠して録画した実録もの。脳腫瘍になった父の姿…その姿をかなり客観的に写します。「死」というものへの観念… 切なくも、悲しくも、父への愛を感じつつも、その客観性から、この監督の死への興味への狂気を感じます…

「血のエクセシーズ」
ヒットラーっぽいお面被ったマッドドクターが、亡き妻とゾンビの男を甦らせたけど、いきなり襲いかかってくる。マネキンどころか、ただのお面をつけた布人形をやっつける(笑) 布人形‼

「ホット・ラヴ」
ミスフィッツもどきの髪型のおっさんが、クラブでしりあった女性と恋におちて…
ストーカークリーチャー! ハートの枠の演出!
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