このレビューはネタバレを含みます
偏見に晒されながらも、家族に支えられながら外の世界へと踏み出していく少年に勇気づけられる。お姉ちゃんの苦悩や、周囲の友達と徐々に距離を縮めていく過程もハートフル。
最後のシーンでは、
『偉大さは
強さの中にはない
強さを正しく使うことの中にある
最も偉大である人とは
自分自身の魅力で多くの人の心を
動かす力を持っている』
『人をいたわれ みんなも闘ってる
相手を知りたかったら やることは一つ
よく見ること』
など、大人になってもハッとさせられる格言もあり、元気を出したいときや柔らかな気持ちにさせてくれるストーリーだった。