めちゃめちゃいいホッコリ映画だった。
映画を見る時はレビューに書くことを考えながら見るけど、いいシーンが多すぎて、珍しく書くのに困ってる。
賢くて聡明で、嫌な時は明るい幻想をしていじめと戦うオギー。つらくてもなかなか泣かない強さを持ってるのに、年上のいじめっことみんなで戦った後に、友情に涙するシーンめっちゃ良かった。
オギーにフォーカスして、オギーこそ1番可哀想な子って映画なのかと思ってたけど、親にたくさん構ってもらえるオギーが羨ましいお姉ちゃん、そのお姉ちゃんが暖かい家庭で幸せそうなのが羨ましい友人、などみんなそれぞれコンプレックスを抱いてるってメッセージも刺さる。冒頭の「僕はみんなと同じようにアイスも食べるし、、」みたいな始まり方も、オチまで見ればもっと刺さるな。
最後のオギーのセリフ然り、みんな違ってみんな良い。を伝えたい映画なんだと思った。
たくさん名言、格言が出てくるのも良い。
多分現実はハッピーエンドとはいかないだろうけど、いじめられてる子や、障害を持った子の親御さんがこれを見て少しでも前向きになれるなら見て欲しいな。