ラダスとアクバー

ワンダー 君は太陽のラダスとアクバーのネタバレレビュー・内容・結末

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

現実にはこんな優しい世界があるかわからないけど、それを信じたくなる作品。

オギーの行動が周りの人を変えたり動かしていくという構図だがそもそも周りに良い人が多かった。
それも含めての奇跡(ワンダー)だと思う。

とくに姉のヴィアと親友のジャック。この二人は本当にいてくれてよかった。

弟が病気だったり何かしらの問題を抱えていて、両親が自分をあまり構ってくれないという状況は個人的に似たような時期があったのでヴィアの悩みはよく分かる。
その状況下で自分を常に犠牲にし、弟を支えながらも最終的には自分も一歩踏み出すことができたヴィアは凄いと思った。

ジャックがジュリアンを殴ってしまうシーン、彼の優しさとオギーに酷いことを言ってしまった自分への怒りや葛藤、色んな思いが伝わってきた。友達の為に行動を起こせたジャックは10歳なのにかっこよすぎ。

あとは予想外のスターウォーズネタの多さも個人的には嬉しかった。

他人の人とは違う所をしっかりと見て理解する。これは人生のどんな場面でも必要不可欠なことだと感じた。

この映画は観るべきだと思います。