普段はこういう系の映画をあまり好んでは観ないのだが、素直に楽しめたし、泣きそうになってしまった。
主人公のオギーを中心に周りの人たちそれぞれの視点で描かれ、それぞれに感情移入ができるが、自分はどこかずっとオギーの父親の視点でこの映画を観ていた気がする。
オギーのような息子を持った時に自分はこの父親のように振る舞うことができるだろうか、というようなことを考えてしまった。
話やシーン、音楽などベタと言えばベタなものが多かったけれど、丁寧に作られていてわかりやすくグッときた。
登場人物はみんないい人たちばかりで、現実はもっとエグいものかもしれないが、その分、ポップで大人も子供もちゃんと楽しめるし、エンターテイメントの映画としてよく出来てると思った。
あと、オギーの姉ちゃんがトリンドルに似ていた。
校長は、なんかダンブルドアみたいだなと思った。
