こすも

ワンダー 君は太陽のこすものレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.3
難病で顔立ちが普通の子供と違うオギー君。10歳になって学校に通い始めるところから物語が始まります。
愛情深いお母さん、ユーモアを忘れないお父さん、優しいお姉さん、そして愛犬、まさに理想的な家庭。最初はいじめや偏見があって辛い思いをするオギー少年が、持ち前の明るさや聡明さで周囲の皆を魅了していく。
そして、オギーとあ母さんお父さんだけの物語ではなく、お姉さんのディアの視点、一番の友達のジャックの視点、ディアの親友のミランダの視点から、それぞれが持つ悩みを描いていきます。
このように書くとベタなヒューマンドラマですが、その通り。ベタです。
ただ、正々堂々全くひねることなくド直球で来るので、これはもう楽しんだ方が勝ち。役者さんの演技が素晴らしく、安っぽくなってないのも◎。
欲を言えば、尺をあと10分延ばしてもう少しミランダとジャックの話を深めてもらいたかったかな。
あと、TSUTAYAで「泣けなかったら全額返金」てやってましたが、心暖まるところはたくさんあったけど、特に涙は出なかったなあ。
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