ざきつー

ワンダー 君は太陽のざきつーのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
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ジュリアロバーツが出ていればだいたいすきです
エリンブロコビッチ、あとステップマム(邦題だとグッドナイトムーンでしたっけ)あたりがすごくすきでして
主役は子供のほうなんですけど、彼女がいることによってしっかり家族を支えていました
オーウェンウィルソンもよかったですね
ケンカを褒めるところとかね

楽しめて鑑賞しました
学生の頃の空気をひさひざに感じられて懐かしさすら覚えましたよ
あるあるーの連続ですよね

主人公がいじめられてでも立ち向かって認められていくっていうのは王道ですがばっちりでした
僕はサマーって子がすきです
みんなが主人公を腫れ物扱いする中、自分の意思で彼と話そうとした彼女のことを素晴らしいと思います
もちろん男友達のことも忘れちゃいけません
ゲームの中で仲直りとか、今風だなあなんて思いました
このキャラクターの宇宙飛行士がかわいらしくてね…

宇宙要素を絡めてくるのがまたいい演出なんですよ
冒頭のベッドでのジャンプや、学校での妄想とか、宇宙飛行士という誰もが賞賛を送る職業と、そうじゃない醜い自分という現実とのギャップを表すものとしてこれ以上のものはないですよね
最終的に彼は学校の宇宙飛行士になることができました

でも僕はお姉ちゃん側のパートに心打たれましたね
というかこっちにもドラマ作るんだって感心しちゃいました
さらにその友達にまで!
彼女たちの修復を描かなかったのはちょっと残念ですけど、それでも僕はその年頃のキャラクターとして痛く感情移入しちゃって、劇が終わったときは家族の一員のようにハグしてあげたい気持ちでいっぱいでしたよ

今作はもはやファンタジーのようでそこが少々不満ではありますが、それでも魅力的な作品といえると思います

僕達の周囲は案外、ワンダーで溢れているのかもしれませんね
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