このレビューはネタバレを含みます
顔が人とは違う状態で生まれたオギー。
ずっと自宅学習の生活を送っていたが、
10歳の年に入学をする。
顔はバケモノと揶揄され、いじめを受けるも
オギーの人間性や魅力に周りがどんどんと惹かれていって、友だちが増えていく。
最後には、最も他の模範となるような優秀な生徒に送られる賞をオギーはもらうこととなる。
オギーに焦点を当てるだけではなく、
その周りの人間の感情や考えにもスポットを当てていて、映画に深みを出していた。
オギーはたまたま顔であったが、
どんなものでもコンプレックスというものは存在する。
例えば、それは自身の外見、内面だけではなく、生まれた環境や家族、友だちにだってコンプレックスを感じる。
ただ、それを決してマイナスとして終わらせるのではなく、それならば別の武器で戦おうという意志の強さをオギーから感じた。
最後に、イジメ、ダメ、ゼッタイ。