このレビューはネタバレを含みます
素晴らしい映画でした
観る前は（障害を持った人間が困難を乗り越える系のストーリーはありきたりだよな…）と
思っていたが、蓋を開けたら最高だった
この映画がありきたりな感動話で終わらないのは、主人公を通してその周囲にいる人間の
葛藤や成長を多元的な視点で描いているところ
同学年の子供、思春期の姉、親など様々な世代の物語が含まれているので、誰が見ても映画の
世界観に惹き込まれるんじゃないだろうか
そしてその登場人物の99.9％があたたかい心を持っているので観終わった後には自分の心も
あたたかい気持ちになる
金持ちのクソガキが改心して最後一緒にお祝いして大団円、だったらなぁ
真剣に反省してたしせっかくならハッピー100%で終わって欲しかった
5.0じゃない理由はそこくらい
自分の中の人生で一度は観ておくべき映画にノミネートしたい
