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ワンダー 君は太陽のてばのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
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これまた元気が貰える映画である。主人公のオギーは顔が奇形で産まれてしまう。ある日から小学校に通い始めるが、子供は正直、通った初日から顔が原因でイジメにあってしまう。オギーは学校でのイジメにショックを引きずってしまうが、そんな彼はとても心優しい人間である。その優しさやオギーの人間性に惹かれて、徐々に周りの友達が増えていきやがてオギーをイジめる人も少なくなっていく。そんなオギーの成長していく過程を見ることができる映画である。そして日本語のキャッチコピーにもなっている「君は太陽」というフレーズ。オギーという少年は、まさにこの「太陽」のような少年だ。奇形児で生まれてしまったオギーであるが、中身は立派な男の子である。とても心優しく明るく元気な少年。彼には不思議な魅力がある。この映画を観て思ったことは、自分もオギーのような人を惹き付けるような人間になりたいと思えた。どんなに辛いことがあっても、自分の芯だけは曲げずに、自分の長所に磨きをかけていくことで自身の良さに気付いて寄ってくる人間がいるはずだ。そのようなことを気付かせてくれる映画であった。そしていつでも自分の味方は「家族」であると、再認識させられた気がする。両親の命ある限りはたくさん親孝行してたくさん会話もしようと思った。総括すると、Wonderはかなりいい映画。人生で観てよかったと思える映画の一つと言えるかもしれない。
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