優しくなれる映画!
ストーリー構成としては、各主要キャラクターの現在に至るまでを巻き戻しで観るタランティーノ方式(タランティーノが最初に取り入れたわけではないとは思うが)でそこにまず興味を惹かれた。それがあることで、オーギーだけでなくその周りを囲む人物達の悩みやそれぞれの繋がりがあるのをより複雑に、深く知れた。
オーギーが友人達や皆とハイタッチができるようになるまでのストーリーはもちろんのこと、自分が小さい頃や青年期に経験した、好きだからこそ素直になれなくて友人とすれ違ってしまう事とか、そういうことも思い出させてくれる素敵な映画だった。あと家族の温かみも。
演劇を終えたあとの娘に対してジュリア・ロバーツが「見てたわよ」って感じのジェスチャーしたシーンもグッと来た!