佐野響さんの映画レビュー・感想・評価

佐野響

佐野響

映画(29)
ドラマ(2)
アニメ(0)

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

4.0

冒頭から大好きなニューシネマパラダイスを思い出させてくれた。
自分はあまり気づけなかったけど、他のコメントを見た感じ色んな作品のオマージュがたくさん散りばめられてたらしい。
坂口健太郎が出てる作品をあ
>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.6

教科書 なんて言葉を使ったらロックじゃねぇと言われると思うけど(笑)、この映画はロックの教科書なんじゃないかなと思った。
なんせ自分はロックに関しては疎いしたまーに聴くくらいだが、「反抗心」というワー
>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

ほのぼのしたって感じ。
後半へ向けてライバルになる官房長官との対決や、その他の伏線をどうするのかと楽しみになったが少し肩透かしを食らった。
中井貴一、その他役者さんはとてもよかった。

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

5.0

名前だけは知っていたまま観ていなかった映画。目黒シネマで「海の上のピアニスト」観賞後に観賞。

この映画に出会えて良かった。と思った。
父親、母親、家族、友人、恋人、青春、、それらがぎっしり詰まった誰
>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.5

自分のバイト先の店長と主人公が通ずるところがあって個人的に面白かった笑
批評家に対する愚痴とか、笑

毎日父親が働いてる厨房に憧れる息子もかわいいし、元嫁である母親も良い人!
ラスト批評家と強力で良き
>>続きを読む

プロジェクトA(1983年製作の映画)

4.7

小さい頃よくみたジャッキー・チェン映画の一つ「 プロジェクトA 」を観賞。

改めて観てもアクションシーンは迫力満点(ジャッキー体張りすぎ、すごい。。)、登場人物たちのコミカルなやりとりも面白い!
>>続きを読む

世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.5

世界に存在する人、モノ、ペット、その他数えきれないこと、全て誰かにとって大切なものであり、普段はそれを忘れて生きていると実感した。
キャストさん達、良かった。

ワンダラーズ(1979年製作の映画)

3.5

楽しくて、くだらなくて、危険なこんな学生生活あったら少し憧れる笑。
ケネディ暗殺を国民が知るシーン、最後にボブ・ディランが時代の変遷を歌うシーン、そしてそれらを受けリッキーが自分のこれからの人生が始ま
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

「家族」の定義はそれぞれで、家族だからといって絶対に見捨てないとも限らないし、血も繋がっていないかもしれない。
けど家族だと思えば家族だし、そうじゃなきゃそうじゃないのかもしれない。

しょうた や
>>続きを読む

家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

いままで観た邦画のなかで一番印象に残ったかも(笑)

どこかおかしく、異様なんだけどそれが全体に溶け込んでいるというか違和感がなく常に目をひかれる。BGMが一切使われていなかったのは観終えたあとに気付
>>続きを読む

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.0

「トレインスポッティング」の続編。
前作から20年経った分、4人の雰囲気が少し丸くなったというか、、でも危険さというかそういうエネルギーみたいのが漂っているのは前作と同様。
特にベクビーは相変わらずの
>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

観ていて真っ先に以前観たジョーカーを思い出した。

アメリカ社会や麻薬がはびこる町とそこにいる人々への憎悪、それがベッツィーやアイリスと出会ったことで段々と暴走していく。

主人公であるトラヴィスは時
>>続きを読む

奈緒子(2008年製作の映画)

2.5

タイトル、奈緒子じゃなくて雄介だな。
展開が早いというか、ツッコミ所と心理描写が少なくて観ていて置いていかれて、飽きがきてしまう。
三浦春馬や綾野剛の走る姿、上野樹里の演技は良いのだけれど、ストーリー
>>続きを読む

ヘッドハンター(2012年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

おもしろい!
中盤~ラストにかけてのシリアスでスリル溢れる展開と空気感がハラハラする。
少し都合の良すぎる箇所もあるけれど、良くできたストーリーだなぁって思った。

クライムサスペンス?ジャンルの映画
>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.5

アメリカに未だに残る差別を主軸に描いた作品。
比較的差別の少ない日本国内で育った自分にはよりアメリカの歴史や現状に興味が湧くきっかけとなった。
ジョン・デヴィッド・ワシントンとアダム・ドライバー演じる
>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

古風だけど、紳士で子供心も忘れてない。
かっこよかった、ベン。
そしてジュールズや、それを支える若者やマットも。
ベンと会社の若者たちが一緒に休憩を過ごしてたり、メール誤爆事件でオーシャンズ11みたい
>>続きを読む

またね(2014年製作の映画)

3.7

最後の展開には少しばかり驚かされた!
何も予定のない休日の朝に、観たい映画。
セリフはほとんどないが(セリフがあるシーンも英語訳のみ)、二人の老人の心情の変化や、逆に言葉なく相手にとっての素敵な日常を
>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

3.7

ストーリーも笑いのテイストも自分には合ってて面白かった。
窪田正孝や新井浩文は言わずもがな、江上敬子(ニッチェ)の演技が良くてびっくりした笑
新井浩文、戻ってこないかなぁ。。
同姓の兄妹ならではの葛藤
>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

優しくなれる映画!

ストーリー構成としては、各主要キャラクターの現在に至るまでを巻き戻しで観るタランティーノ方式(タランティーノが最初に取り入れたわけではないとは思うが)でそこにまず興味を惹かれた。
>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

すごい映画だ。
ストーリー、演出、キャスト、演技、音楽、全てが良かった。

凪沙 を演じた、草彅剛。
はじめ、母親と電話する時は息子として話す等まだ全てに対して自らの性を明かしておらず、そういう拙さ
>>続きを読む

ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.9

劇場で観賞。
戦闘機や空母の戦闘シーンは圧巻で、劇場でみてよかった。米軍戦闘機の急降下のシーンは言い方はよくないがアトラクションのように観ている側もかなり緊張するし、そして観ていて本当に辛くなった。
>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

おもしろかった。演者の演技がとにかくリアル。主演のサニー・サジックは好奇心と年上の友人達への憧れ、でも素直さや幼さがまだ完全にはなくなってない絶妙な年頃のスティーヴィーを見事に演じていた。
自分たちが
>>続きを読む

青春の殺人者(1976年製作の映画)

3.5

テーマとかそこらへんは違うと思うが「ヒミズ」に通ずるところがいくつかあった。(親殺しの主人公、ひたすら主人公を追いかけるヒロイン、泥だらけで道を歩く、とか笑)
市原悦子の演技は狂気を感じられたが、ちょ
>>続きを読む