「得る」とは名ばかりで、失うばかりの主人公。
居場所を求めて「色」のある世界へ立って
何度も得るんだけど、失い続けてしまう。
彼女の居場所とは何処にあるのだろうか?
そんなエルが最後に見た景色は・・・・
という話。
広瀬アリスの老け役が見られるので貴重な映画だとは思うけど、
本音を言えば・・・・・・
老けても目に力がありすぎる。それが残念。
人生に疲れて老婆となり、思いっきり目が死んでいて、その目にオヴェスに初めて会った子供のころの輝きが戻る表現で映画を締めくくって欲しかった。
ついでに言えばラストシーンのアリス老婆は、腰を曲げてはいるが、腰から背中にかけて背筋が伸びてて、若々しくて健康的に見えて仕方なかった(笑)