TAMADA

ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男のTAMADAのレビュー・感想・評価

-
脚本があるのかって思ったくらいドラマチック。そして、美しくも苦しい…ミルピエのドラマだった。
20世紀から21世紀にかけて新しいダンスを切り拓いた人達がいるようにミルピエも新しいバレエを切り拓いてた。自分を知れば知るほど自分を表現できるようになる、楽しく踊らないと何の為にもならない。ミルピエはバレエの概念に捕らわれているダンサーや観客を根本から変えようとしてた。オペラ座という懐古主義のカンパニーで音楽と心、身体で踊ることの楽しさやエネルギーを表現していたのかな。
とにもかくにも、ミルピエの強く優しい心と創造性に感動し、美しく、しなやかでエネルギッシュなダンサーに惚れ惚れ。(ダンサーのひとりがレッスン着に"問題ない"て書いててグッと来た)そして、やっぱり男性ダンサーは力強くてパワフルな方が好みだ!レッスン通いたくなったよー!作品つくりたくなったよー!大興奮!!
TAMADA

TAMADA