ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男の作品情報・感想・評価・動画配信

「ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男」に投稿された感想・評価

意外と長いんだけどテンポのいいドキュメンタリー。

ミルピエは素敵な振付師だし踊りを愛してるのが伝わるし若手ダンサーを思いやれる優しいトップだったが、やはりそれは"オペラ座で"ではなかった。

デュポンとミルピエを合わせたような人がいると最高なんだがな。
ゆーこ

ゆーこの感想・評価

3.0
コンテンポラリーバレエ。
舞台監督のミルピエの初作品上演までの記録。
何ごともそつなくこなしてるように見えたけど、すごいストレスなんだろう。彼は初演から4ヶ月後、辞任してしまう。ということはこの記録映画が貴重なものになってしまった。バレエの美しさよりも彼の教え方や考えに焦点が合っていて、バレエ界の階級制度や待遇、人種差別問題にどしどし取り組んでいく。彼の教え方は手取り足取り、自ら踊って見せる。しかし公演間近になると、彼らの個性を出すように言う。ダンサー達からすると、すごく嬉しいことだろう。バレエのダンサーは動いていても止まっていても本当に美しい。
ごそっと裏側を見せてくれる。
かつ彼はプレイヤーであることを忘れず使い捨てない、権威を振るわない。
現代に合わせて革新しようとする。
最後何とも皮肉。
yuko0925

yuko0925の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

見応えがあった。
新作を創り上げるのってホント大変なんだなー。秘書も大変。
ミルピエに対しては、随分反発もあったようだけど彼の言ってることは至極真っ当だと思った。
怪我をしてもサポーター巻いておしまいみたいなことがオペラ座の常だったみたいだけど常駐の医者が必要だし、痛いならちゃんと申告しろと言ってた。
稽古場の床も板張りだったのを脚に悪いからということで脚に優しい素材に張り替えたとか。
ミルピエはかなり魅力的な人だということがわかった。
こういう記録を撮ってたのは貴重。
LEONのマチルダ役で有名な、ナタリー・ポートマンの旦那さん。(らしい)
なんでも、ブラックスワンの振り付けで仲良くなったんだとか、どうとか。
そんなナタリー・ポートマンは、ハーバード大学卒の才女でもある。
なんでも、首席で卒業したのだとか、、

とまあ、余談はこれくらいにして、本編の感想だが、音楽もバレエも、ダンサーも、ミルピエ本人も、素晴らしい!

これは、肉体のアートと呼ぶにふさわしい作品だ。
Maki

Makiの感想・評価

3.8
この舞台を生で見たかった❗

バレエに限らず、ダンサーの体が最も美しいと思う。

パリ、オペラ座で最年少の芸術監督になったミルピエの舞台を追うドキュメンタリー。
すごく面白かった✨

元ダンサーの振り付け師だからこそのこだわりや、ダンサーへの労り、徹底したケア。
でも決めることややることが多くて、稽古ばかりもしていられない。
アシスタントの女性はいつもミルピエを探してるし(笑)
フランス特有のストもあるし😱

でも若いダンサーたちの情熱や考え、取り巻く状況、伝統を残しつつ、改めるところは改めたいミルピエの考えも描かれていて、とても興味深い。

華やかな世界。
でもだからこそ厳しい世界。

最後の本番の舞台と、交互に出てくる稽古の映像がニクい。

一生に一度はオペラ座でバレエを見てみたいな😉
ser

serの感想・評価

3.7
ずっと見たかったドキュメンタリー
ナタリーポートマンの旦那さん。

バレエは詳しくないけど見るの大好きで、終始見入ってしまった
一度生で見てみたい!
YellTao

YellTaoの感想・評価

4.0
まったくもって無知の分野、バレエ。
『ブラック・スワン』振付を担当したミルピエのドキュメンタリー。

ド素人だから、自分を知ることが感性に繋がることや、それによって相手に気配りが出来るというミルピエの考え、階級制度や人種差別について変革するべきだという考え、
何より、ダンサーファーストに好感が持てた。

ただ残念なことに、本作からはミルピエを対象とした"愛"を感じることが出来ない。それもそのはず。これはミルピエ側からの持ち込み企画だったとのこと。

多くはないけど、今まで色んなドキュメンタリー作品を観てきて共通してるのは、無知でも鑑賞後は対象テーマに興味が湧いたし、より好意を持てたこと。
それは監督が対象テーマを愛してたからだったんだと初めて気付かされた。
 
ミルピエさん、次はあなたを愛してる監督さんに撮ってもらって!私は応援するよ‼︎って気持ちでいっぱい。リスペクトを感じる作品の方が好きだ。
(バンジャマン・ミルピエ、それを支えるスタッフ,アーティスト、ダンサー達に捧げるスコアです)
マーク

マークの感想・評価

3.5
ドキュメンタリーの撮り方としての評価。
ミルピエは評価しない。
伝統の価値を知らずして革新をしたがるのは愚かだ。
scribbles

scribblesの感想・評価

3.5
映像も美しく、カットもテンポよく工夫も盛り込まれ観やすくはあったが、やや単調。舞台制作の裏側が観れるのは楽しかった。Netflixのアートオブデザインも似たテイストだったが、制作の舞台裏は作り手の苦労が見えて応援したくなる。今作の公演後、4ヶ月で辞任したと最後にテロップが出るが、「新世紀パリオペラ座」では辞任会見の際にミルピエが矢面に立たされてるっぽい様子が予告編であったので、そこらへんの詳しいところはそっちでチェックしようかと。
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