このレビューはネタバレを含みます
苦しくて目を背けたくなった
目付きの変わりようがすごい
皮が剥け、純粋さを脱ぎ捨てた文字どおりの脱皮
鏡の前で自分にキスするシーンの毒々しさ
少女から女性への変貌
アレックスを殺さなかったことで、彼女は救われたしこの先も救われるだろうと思う
話せる人がいることは、ショックだけど安堵
解決策を見つけるのか、ひっそりと暮らしていくのか
アレックスが庇わずにウサギの腎臓を食べさせたのは、期待があったのだろうかとか
妹が自分の指を食べているのを見て流した涙は、自分一人じゃないと知った安堵かうれしさか
→→と思ったのだけど、監督の言葉によると自分こそがユニークで特別だと思ってたアレックスはこの事で動揺し、再び違いを示そうとするそう
そういえば「私変わってる?」と聞くジュスティーヌに「あんたが?まさか。変わってるのは私」って言ってたな
それでもなんだか、ジュスティーヌを導こうとしてるように感じた
あの瞬間のアレックスの心情を考えると味わい深い
欲望に従順に突き進むアレックスと、抗おうとするジュスティーヌと、その二人の固い絆がじんわり心に残る
そういえばシーツの上からジュスティーヌを殴ってた?のはアレックスなのか?それとも夢か?
アレックスが自分を食べてしまわないか心配
四人家族で一緒にいてほしいな
アレックス、めちゃかっこいいしどっかで絶対見てる俳優さん…