アーティスティックなカニバリズム? 姉妹の関係性も男の私にはよくわかりません…
大人しめ処女の女学生がカニバリズムに目覚めていく訳ですが、なにしろこの大学自体が理解出来ないような空間なので、イマイチいけない事をしている実感が湧かない。パーティーの場面ばかりでまるで妄想の世界です。
生々しい描写も多いですが、グロテスクとは感じません。むしろ、淀みのない赤に美しさすら感じます。
ラストシーンはそれまでの雰囲気をぶち壊し。丁寧に丁寧に描いてきたのに、B級ホラーのラストシーンみたいなチープな演出で、不意をつかれました。
これはこれで面白い。不思議な作品です。