やまもり

東京喰種 トーキョーグールのやまもりのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

原作が好きで前々から観たいと思っていたので、
窪田正孝くんのファンの友達と都合を合わせて初日に鑑賞。

原作ファンとして言いたい事は勿論ありますが、
映画としてもなんだか残念な点が多かった気がしました…。

総じて演出が残念。

BGMがやかましい、赫子のCGが安っぽい、画面が終始暗くて何してるかよく分からない、ワイヤーアクションも違和感、謎のスローモーション多め…。
(スローモーションについては、好みな気もしますが…。正直私はテンポの良いアクションが好きなのでいらないです…。)

これらの演出が何度もあるので、その度に間を感じてしまいました。

尺の関係で改変される点があるのは分かりますが、
ニシキとカネキの戦闘が路地裏ではなく大学で行われるなんて…。
不自然な物音のせいで学校内の生徒にバレるんじゃないかとハラハラしました。

人間ドラマとしての描き方は凄く良かったです。
人間が抱く喰種への憎しみや喰種として生まれてきた悲しい運命、それをどちらも汲み取るカネキの想いは痛いほど伝わってきました。
そこに説得力を持たせたのは、言わずもがな役者さん達の力量だと思います。

窪田くんめちゃくちゃ身体張りまくってましたね。
(お陰でポップコーン食べていたのに食欲が失せました。笑)

MVPはもちろん大泉洋さん。
これまでにない大泉洋でありながら、所作や表情、声音まで完璧に真戸呉緒でした。

内容を知っていたのでそれほどグロさを感じはしなかったですがその辺りの演出は全く妥協していなかったな、と思いました。
所々ホラーかと思うくらい…。

血塗れになった顔をベロベロ舐めるシーン
あれはなんか際どくてグロ以上に子どもに観せたくないシーンだったかな…。笑
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