マイノル

浮雲のマイノルのレビュー・感想・評価

浮雲(1955年製作の映画)
3.8
あー自分は未熟だと思う。男女の機微がわからない、2人のどちらにも共感できなかった。
戦争で全てが変わってしまった世の中に生きる2人。自堕落な男と、そういう男とわかっていながら離れられない女。人間の弱さや不条理をこれでもかと見せられる。やっと2人一緒になるという時に運命は非情だ。高峰秀子さんのワンピース姿が可憐だった。森雅之さんは下衆なのになぜかモテちゃう感じが自然すぎる(もちろん演技ですが)