なだやまさいぜ

絵文字の国のジーンのなだやまさいぜのレビュー・感想・評価

絵文字の国のジーン(2017年製作の映画)
3.2
子供の頃大好きだったウォレスとグルミットを見終わったらおすすめででてきたので、気になりすぎて見始めた。

主人公は😒←この「ふーん」の絵文字。
絵文字あふるるスマホ内にある絵文字の世界は😒にとっては楽しすぎて表情を保てない。
そこから始まるボーイミーツガールと自分探しの旅……

設定はおもしろいし、いろんなアプリが出てきたり小ネタ的なのは「レディー・プレイヤー・ワン」「フリー・ガイ」を彷彿とさせる感じ。とはいえその2作よりはクスリとできる感じではなく、今見てるからかかもしれないけどちょっとみててこしょばゆい寒さがあった。てかピコ太郎でてきて時代を感じた。

ジェンダーロールに囚われない自分らしさというメッセージは込められてたもののやや投げやりだし、終盤に向けたテキトーな設定詰め込みなどまぁまぁご都合主義がみえる。

調べたら堂々のラジー賞だったらしく、さもありなんって感じ。

吹替版では😒が今やしばらくその声を聞けないであろう櫻井孝宏、相棒の✋は杉田智和など割と豪華キャストなのでそれ目当てでとりあえず流しておくのもいいのかも?