アマプラに来た最新タイトル、原題"Preparations for the Next Life"、邦題『新たなる人生への布石』(2025)をなんの気なしに見たの。レビューを書こうとしてfilmarksに登録がないことに気付くでしょう? そこで原題で検索したら、いいですか、本当にいいですか、いや俺がよくないので伏せ字にするんですけどピンク映画『大×乱 飛び散る×××汁』(2008)が真っ先に表示されてね、おいおいなんそれ。
……という長い前段あり、うっかりYouTubeで公開されていることを知ったTV4話シリーズ計300分を見たわけです。そうしていちばんウンザリした台詞が “Segregation and discrimination is not the same thing”(ちがうもん差別と区別はちがうんだもん) ってテーマを示すやつ。 無論こんなことを口走る奴は本心では差別だって認識してるのよ。ただ自分の心の奥のほうを凝視する勇気がないだけでね。残念すぎるだろう。
ほかにも差別する側が法廷でドヤ顔で問う「あなたは純粋なアメリカ人ですか」(私はポーランドから来ました、ということばを引き出してno further questionsって引き下がる) あるいは「理想の社会を形成するには時間がかかるんですよ、なんとなればコミュニティにも経験が必要だから」って欺瞞だとか、もうもうもう、1950年代USを描いた1990年代の作品とは思えない2026年のーUS社会って言うと思いましたか、ちがいますー日本社会とのリンクが至るところに散りばめられていて。