サメの話しようぜ
クソ映画としての魅力がいっぱい詰まってて、観終わった後ちゃんと「クソ映画を観た!」っていう満足感と喪失感を得られる、しっかりしたクソ映画でした。
いやなんて言うか、B級映画とかも、B級の良さってのがあるじゃないですか?
クソ映画にもちゃんとそういう良さがあるんですよ。多分ね。知らね
まず、サメが水面に頭を出したりすることがないんですよ。この時点で斬新ですよね。
ずっとサメが水中にいるDevil_Shark.mp4を何度も何度も使い回して、何とか繋いでそれっぽく人が喰われて殺されたってのを演出しています。業が深いですね。
途中、何人かが悪魔にとり憑かれたようで一人ワチャワチャするんですけど、その演技が、見てるこっちが恥ずかしくなってくるような、親が見たら泣くぞっていう、そんな感じなのも見どころの一つです。
挙句の果てには劇中で登場しているカメラマンが、その演技が見るに堪えないのか「いい加減にしろ」と言い残して途中で帰ってしまいます。私たちの気持ちを代弁してくれた、良い奴です。いい加減にしろ。
最後の悪魔祓いは一番盛り上がると思います。
ちなみにアマプラで観たんですが、「最初のレビューを書き込んでください」と言われました。ヤだよ