ストーンロック

ジェイク・ザ・スネークの復活のストーンロックのレビュー・感想・評価

4.1
 ジェイク"ザ スネーク"ロバーツ。
現役の時はカッコ良かったなー。特に92年のロイヤルランブルの登場は良かった。
今あんな芸風のレスラーはいない。まさに"唯一無二"。レスラーのセカンドライフは大変だ。栄光は麻薬。この映画タイトルとジャケ写だと伝記映画かと思うがそうではなくリアルドキュメント。ジェイクがリスペクトされているのがよくわかる。しかしそれはレスラーとして。人間的には自他共に認めるダメ男。
映画の主役はむしろダラスだ。レスラーとしては遅咲きだし、実績はジェイクにもスコットにもかならない。しかし義理に厚く素晴らしく献金的。現役時代はなんで人気があるかわからなかった。
嘘からの殿堂入り告白は見てるだけで嬉しくなった。RAWに出てきた時の雰囲気は現役そのものだ!しびれるねー。この映画から早10年。スコットは鬼籍に入ってしまったが、ジェイクが今も健康でいる事を願わずにはいられない。