3.56 ストーリー進行がウマすぎるだろ
いやー、こんな映し方の映画は久しぶりに見ましたね。
割と序盤で、あっさり主人公らしき人が死んで、この後どうなるの?と思ったらシームレスに場面が切り替わって相手側視点になる。そしてシームレスに「手紙」が場面を繋いでいく。これ、一見簡単そうだけど、少しミスったら一気にしょぼくなるので自然に切り替わっていてすごいなと思った。
エストニアというあまり馴染みのない国ではありましたが、こういった趣旨のストーリーを知れてよかったなと思う。同じ国の同胞同士で争わないと行けない。ナチと共産主義に奪われた国と言えそうなそんな気がしました。こうしたものを見ると、よりニュースや歴史を学ぶのも理解が進んでよさそうだなと思った。
その他特に感動ポイントはないものの、映像の綺麗さ、埋没しそうな兵士それぞれを丁寧に追いかけていた点などを考慮し、結構良い戦争映画なんじゃないかなと思います。
あともうタイトルを信じない。タイトルとポスターだけじゃB級作品か見分けつかない。