クリストフォルー

アパッチの怒りのクリストフォルーのレビュー・感想・評価

アパッチの怒り(1954年製作の映画)
3.9
大昔にディー・ブラウン著作の『我が魂を聖地に埋めよ』を読んだり、“インディアン戦争”を描いた様々な映画(「ソルジャー・ブルー」や「小さな巨人」も)を観てきているので、気楽に構えていたが、さすがにこの映画には驚いた。
「ウィンチェスター銃'73」では彼と判らなかったロック・ハドソンだが、二枚目スターとしての自信を得て、再びのインディアン役をヒロイックにこなしている。
ただ、“インディアン戦争”の歴史から見れば、主人公・ターザの求めた平和は部族の消滅に繋がったわけで、結果的には「アパッチの怒り」の方に理があった。この邦題を付けた人はワカッテたと言えそうだ。
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