このレビューはネタバレを含みます
実写化映画ということで心配あるものの銀魂だから別に良いかという安心感もある作品。
ただ、実写銀魂（1）とはいえ、人物説明があるものの原作ありきでの視聴が求められている。
銀魂自体他作品ありきでの面白さだからガッツリ楽しむにはハードルが高い？
そしてどうしても原作あるものは実写は比較対象になってしまうものだけど、
コスプレ大会にならない程度の豪華な俳優陣。
特に個人的に橋本環奈の神楽と吉沢亮の沖田総悟は適役すぎる。
監督も福田雄一なのでコメディとの相性抜群。
パロディを扱う銀魂と福田作品は相性良すぎてドラゴンボール やガンダム、ジブリのナ×××まで扱うとは…
その辺は知ってるファンには大ウケ。
主役の小栗旬の作品いじりも面白かった。
「ま〜きの」風に言うとか信長より長く生きたいという信長協奏曲の皮肉とか。
CDTVに反町のpoisonまで
まぁここまで来るとなんでもあり笑笑
そして前半の変顔路線のコメディとシリアスが銀魂らしい。
ただ、福田節効きすぎたアドリブ風演技はもうお腹いっぱいって感じ。
ムロや二郎さんがメインで出てないから消せてるものの、もう身内ネタで固めるのやめませんか？
33分探偵からの堂本剛さんとの長年の仲はあるかもしれないけど高杉役はちょっとなぁ…
アクションも前半の岡田似蔵とのバトルや桂のシーンはいいものの
銀時と高杉のサシは演技感あるアクションでちょっとガッカリ。
まぁ役者自らやってるから限界はあるけども
実写化となると失敗してる作品が多いけどこれは成功してるうちに入ってると個人的には思うしコメディとしては良かった作品だと思う。
