BK477

KARATE KILL/カラテ・キルのBK477のレビュー・感想・評価

KARATE KILL/カラテ・キル(2016年製作の映画)
3.0
本作、見まごうことなき低予算映画で美術の所はちょっと笑っちゃう所も多いんですが、売りはなんといってもアクションです。評価すべきはそこなので、

役者の演技とか、なんともいえないエフェクトの所とか、その辺は大目に見ましょう。(良く表現するなら、「メリハリがある」って感じでしょうか)

主演のハヤテさんは、「手(ティ/ティー)」と呼ばれる琉球古武術の使い手とのことで、本当に空手の師範でもあるそうです。スゴイ!!

劇中、ティの型を披露してくれる場面がありますが、
これが中々独特な動き。一見の価値ありと思います。

ハヤテさんが戦うアクションシーンは、確かな見応えがありました。
「三角絞めでつかまえて」さんで紹介がありましたが、監督へのインタビュー記事で、アクションシーンの構図や、魅せ方に関するコメントは勉強になりましたので、是非ご覧になった方が良いと思いました。
http://www.moegame.com/movie/archives/201608311027.html

これを踏まえてもう一度見ると面白いと思います。
本作で私が特に好きだったのは、ヒロイン(?)の片腕ガンマンを演じられていた亜沙美さんですね、義手を研ぐシーンも良かった。

もうひとつは、主人公のハヤテさんと亜沙美さんの特訓シーンですね、
冷静に考えると馬鹿馬鹿しいのですが、真剣にやってるのを見ると、できそうな気もしてくるのは、やはり映画のマジックか。

格闘技ファン、格闘映画ファンは一見の価値ありです。
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