Hana

シュガー・ラッシュ:オンラインのHanaのレビュー・感想・評価

4.7
各所から聞こえる「ディズニー、ここまでやる!?」の声に大きく賛同します。
今年公開された「レディ・プレイヤー1」がユニバーサルを代表する“映画”へのオマージュであれば、本作は過去の“ディズニー作品”へのオマージュとも言えるでしょう!

SNS時代の今、そこにある『光と陰』を誰が見てもわかりやすいように、そしてディズニーならではのワクワクする演出で届けてくれる映画…。
代表されるTwitter、 YouTube、Instagram、Facebook、またショッピングサイトの数々が“実名”で登場していることにも驚きですし、
実際に利用する人の心情はもちろん、投稿・運営・管理する側の心情もよく反映されている。普段からSNSを利用する人にとっては、必ずどこかで心底共感できるシーンがあると思います。

ディズニーのみならず、ファンタジー作品には“非現実的”なものを求めているけれど、今回は“非現実的”でありながらも“現実的”な部分が濃く描かれていて、そこにキャラクター勢揃いという“夢”が詰まっているので、
これまでのディズニー作品とは違う「ここまでやる!?」という新しい気持ちにさせてくれたのかも…。
総合的に、かなり満足度の高い作品でした。
Hana

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