本編前に『トイストーリー4』の予告が流れて、大変な懐かしさを憶える。世代的にトイストーリーはドンピシャなので、公開が楽しみだ。本編が始まると、トイストーリーさながら、たくさんのキャラクターが。しかし、何処かで見覚えあるキャラばかり。パックマン、ザンギエフ、チュンリーなどなど、いくらゲーム音痴でも知っている。驚いた。こっちは『トイストーリー』でグリーン・アーミー・メンが出てきただけでも「見たことあるおもちゃが動いてる！」って感動したっていうのに。こんなに権利的に難しいものが次々とクリアできるディズニーって。進んでいくと、Facebook、Twitter、Google。スターウォーズにディズニー・プリンセスまで。知ってるものだらけじゃないか！ 更に、「いかに動画をバズらせるか？」なんてテーマも劇中に登場する。
『トイストーリー4』を楽しみにしながらも、昭和どころか、平成すら遠くなりつつある、という凡庸な感を覚える。
この映画を観て育つ小・中学生の子どもたちがうらやましい。そして、とても恐ろしい。
