このレビューはネタバレを含みます
つい最近前作を観てうるうる感動したので、その感動を忘れないうちに、熱が冷める前に最新作を観に行ったのですが、前作みたいなガツンと来る感動は無く、辛口に言えば凡庸な脚本。勿論今時のネット界隈のトレンドを取り込んだり、でもそれも普通というか、誰もが思いつくってアレだけど、特別捻って一観客の心に響くものはうーん、よくあるジンクス、二作目は一作目を超えられないマイナス点ばかりに目がいってしまって。
ラルフがエゴサしていたのは笑えたもとい笑えなかった苦笑い?みたいな感じで。
結局、前作のラルフとヴェネロペっていう個性的なキャラにおんぶに抱っこに滑り台、折角の良いキャラが勿体無い気持ちに。
まあ、無難に出来てはいるけど、もっと斜に構えたヤバめな皮肉も入れて欲しかったかなと。Facebookの個人情報流出はヤバイよとか、そのくらい乗っっこみを期待していたけど。
ディズニーに買収される前のピクサー単独の制作だったらまた違っていたかも?
まあ、ファミリー向けだしねぇ、濃い話されても子供達にはピンと来ないことを考えると仕方ないかなと。
技術的なクオリティは確実に且つかなりアップされていたのは眼を見張るものがありました。これに良質なストーリーが乗っかっていたら言うことなしだったのに、ちょっぴり残念。