おと

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Yearsのおとのレビュー・感想・評価

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気づけばそこにあった音楽

1962年のデビュー
63年からの怒涛の3年間が映像化されていた

歌を歌えば聴こえる歓声
頭を振れば発狂、フゥー!の度に発狂
どこまでも押し寄せる熱狂的なファン
見せ物扱いで声が届かないことへの寂しさや憤りから
音楽を聴いてほしくてスタジオ路線になっていったビートルズ
『Help!』のあの歌詞の重みといったら…

ライブよりもスタジオで音楽を作っているときの方が生き生きしているように感じたし
4人が信頼し合って、音楽をすごく楽しんでいる姿がとても微笑ましかった。

有色人種を隔離する対策を取っていたアメリカ南部での公演で
『人種隔離する会場では演奏しない』と
声を上げたビートルズの影響力はとても大きかったように思う。

また1枚目のアルバムから順番に聴いて彼らの音楽の深みを味わいたいと思った。
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