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ぼくと魔法の言葉たちのtoraのレビュー・感想・評価

ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)
4.5
良かった。最近の心理学では、強みが注目され出来ないことをできるようにではなく、その人が頑張らずとも出来ることを伸ばして広げていくことを支援していて、まさにそれを親御さんはされたんだと思う。ディズニーの会で、皆で話し合うところとか本当に素晴らしかった。
そして、本当は脇役なんて誰1人いないのに、そう感じざるを得ない社会が問題。定型発達の人でも大人になることは怖いのだから、障害のある当事者やその家族はもっとだろう。生きるとは、本来喪失の連続だけれど喪失できるという事は何かを得ているということ。喪失した時にその哀しみと共に得ていた奇跡を感じられたら少し違うのかなぁ。
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