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ぼくと魔法の言葉たちのchikaのレビュー・感想・評価

ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)
3.8
ディズニー作品を観たくなる事間違いなし。
ディズニー好きの人は凄く楽しめると思う。

2歳の時に自閉症と診断された子が23歳になり学校を卒業し一人暮らしを始める事に焦点を当て、家族のインタビューとディズニーアニメのシーンで進んで行くお話。
ディズニーって本当凄いなぁ。


進級できず、退学を余儀なくされた事もあったオーウェンの卒業式は感動的だった。
無邪気にやったー!!と喜ぶ姿が可愛らしい。
笑顔でいる事が多く恋人のエミリーの前だけではゆっくり甘く話すそんなオーウェンが素敵でしかたなかった。
子供のようだけど「もう大人だから」と日々葛藤しながら頑張っているオーウェンと愛に溢れる家族の姿が描かれていて、元気をもらえた。
絵も上手だし、物語も作れちゃうし、凄いよ。
人生の勉強になる素敵な作品だった。


オーウェンのお兄ちゃんが、「両親が亡くなったら弟には僕だけだ。その事を考えると眠れなくなる。」私も障害者の弟がいるので同じ事を考え眠れなくなる気持ちは痛いほどわかる。

オーウェンは幸せだ。愛する家族がいて
福祉が充実した国に生まれ、それらを受けられる経済力がある両親。
多分そうじゃない人もいるんだよなぁ。。。と思いながら鑑賞してしまった。ハンディキャップを持った全ての人達が難なく充実した福祉を受けられるますように。
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