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プリースト 悪魔を葬る者のMHRのレビュー・感想・評価

プリースト 悪魔を葬る者(2015年製作の映画)
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そこそこ面白かった、けど全体的なノリは合わない。映像、キャラクター作り、演出、ストーリー仕立てが全然好みではなく、いまいちなんであんな人気作なのかわからなかった。キムユンソク好きなんだけど、1番刺さらない役だったな‥‥‥全然立体的でもなければ使命もなく、単純に私は悪魔祓いものが合わないんだろうなと再認識するまでもなくのめり込めなかった。別に悪い演技じゃないと思うんだが。はいはーい。死ぬ女。騒ぐ女。わかってない女。はーい。みたいなのもちょっと萎えたのかも。あと「悪魔祓い」の名目で性的虐待を行う,みたいなのってむしろ事実だし、最近も神父からの性的虐待とかが問題になるわけで、それを反転させて「悪魔祓いを性的虐待だなんて,マァわかってない冷たい現実からの束縛」のように描くのは適切ではない気がする。現代でプリーストするむずかしさ、を描いた点が見どころなのかもしれないけれど、その反転はまだ問題おおありでしかないでしょうか。最初の「次はどのオスを」でユンソクさんのチョンによる過去の虐待体験・それへの怒りみたいなものがクローズアップされるのかと思ったら、特に掘り下げられることもなく終わって、いまいちあの辺を出した意味がわからないです。そしてケミストリーも人気俳優なんだろうなカンドンウォンさんは、以上のものを感じませんでした。ユンソクさんは過去にすごいのがあるから新構築難しいとしても。うーん。
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